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お千のブログ

気ままでお気楽な写真と徒然の想いを綴っています。暇を見つけた時は時代小説を書いています。

好き嫌い 

今の私には、食べ物の好き嫌いはない。
好き嫌いがあったのは中学生くらいまでだったように思う。

一つは茗荷。
これは子供には馴染めないような味だと思う。
大人になると、これを一品入れることで、味がぐっと良くなる料理もある。
今は大好きで、猫の額のような庭に植えている。
去年はここから5~6個ほど収穫したように思う。
今年も茎がどんどん伸びてきたので、収穫しようと、畑に入ったら、もう収穫の時期を逸したのもあった。
丁度の物と、これからの物と、少ないけど、こまめに覗いてみないといけない、自然からの贈り物だから。

次はチーズ
食べず嫌い、だと思う。

子供の頃のおかずと言えば、生、及び煮るか焼くか、で、サラダ類や炒め物などはほとんどなかったような気がする。
今では食べることはできますが、これに先に手を伸ばすことはありません。
残してはいけないときは先に食べてしまうし、残しても大丈夫な時は食べません。
家族の誰かに譲るときが多いです。

あと一つはチョコレート
これが嫌いな人にはお目にかかったことがない。
ほとんどのお子さんは大好きな菓子の筆頭ではないだろうか。

私の場合はこれも食べず嫌い。
昭和22年生まれで、終戦後の物のない時代に育っている。
食べ物がそこそこ出回り始めたのは、昭和30年ごろからのように聞いている。
育ったのは太平洋を前にした高知県の小さな田舎。
後ろは山並みが続いている。
海と砂浜、バスがやっと通れるような道の向こうに、畑があり、その一部に小さな家が建って
いるような集落で育った。

遊ぶ場所は、砂浜か、裏山だった。
砂浜の向こうは太平洋の大海原、魚は捕り放題。
父は5歳の時から病身だった親の代わりに、親の仲間の漁師に連れられて、
海に出ていたようだ。
この漁師仲間は、生活の成り立たない父の家族に、息子の稼ぎだと言って、
魚を分けてくれたという。この頃の人は、貧しいながらも助け合いの精神が強かったように思う。
父が言うには8歳ぐらいの時にはほぼ一人前の働きをしていたという。

家には魚はいつもあった。他にもイモや野菜や、木々になる、柿、梅、ビワなどはあったが、飴玉や菓子などの買わないといけないものはまるでなかった。
だから初めてチョコレートを食べたのは、田舎を離れて、町に出てきてからだから、小学校に通い始めたくらいだったろうか、
体が受け付けなかった。

同じように育った兄や姉はすぐ慣れたようだが、私はなかなかあの味には馴染めなかった。
「チョコレートが嫌い」と言うと、たいていの人がびっくりする。
食べようとずっと努力をしたのですが難しかった。
やっと食べることができたのは、クリームチョコレートを食べてからだったと思う。
今考えると、板チョコの方が食べやすい気がするのですが、こればっかりはなぜかわかりません。

このせいかどうかはわかりませんが、私は子供の頃から虫歯がなかった。
今は治療していない歯がない状態。

こんなことなら、ずっと嫌いなままでいた方がよかったかもなんて思ったりしている。





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2018/07/17 Tue. 00:00 | trackback: -- | comment: 6edit