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千のブログ

気まぐれな写真と気ままな想いを 日々の徒然に書きたいと思います

コンプレックス 

私にはいろいろなコンプレックスがある。
今だから言える可笑しい、逆コンプレックス。

私の実姉の娘(姪)のことば。
「父は9人兄弟だから、従姉妹はたくさんいる。体系も顔もみんな似ているけど、私だけ違うところがある。
それはバストが私だけ大きいのよ」
姪が誇らしげに言った。

羨ましい、私ももう少し遅くに生まれてきたらこんなコンプレックスは抱かずにすんだものを。

父も母も兄弟はたくさんいるので私にもたくさんの従姉妹がいる。そしてみんなバストは豊かだ。
これが私にはコンプレックスだった。
小2位から少しずつ膨らみかけて、小5では一人前のバストをしていた。
しかも両親が「お千は早熟だ」と話しているのを聞いてしまった。

自分が両親の望んでいる子ではないように感じてしまった。
だから大人の話には耳をふさいだ。この忌々しいバストを睨んだ。

小5ぐらいまでは学校の身体検査は、上半身裸だ。
検査は出席番号順に行われる。私の旧姓の頭文字は「や」だ。
大概クラスで最後か、最後から2番目だった。

すると、残り2~3人になると、次のクラスの男子生徒が入ってくる。
それが嫌で嫌でたまらなかった。考えてみれば男の子にとって、それは母親の懐かしいものでしかなかったであろうが。

何とか胸が目立たない方法をと考えた。
肩をすぼめる、背中を丸める、これが一番目立たない方法だった。
私は小学校5年から身長が伸びていない。

背は低いが、小5にしては高かった。だから体を丸めていても、だれからも何も言われなかった。
それから今まで、バストのことをだれからも言われたことがない、功を奏したのだ。

だがだいぶ前からバストの大きいことを誇る人、それをもてはやす人が出てきた。
もう隠す必要はなかったが、急には元に戻らない。

そればかりか、背中が丸いのが、最大の欠点になってしまった。
年齢とともに、脊柱管狭窄など病気が引き起こされて表面化し始めた。
何十年も丸めてきたものが急にまっすぐ伸びるはずもなく。

何という損な人生を送ってきたことか、言ってみれば一番の長所をひた隠しにしてきたのだ、もったいない。

今は脊柱管狭窄という病気を背負って、年とともに衰えてきた胸は、精一杯胸を張っていてもちっとも目立たない。
目立たないことは構わないが、脊柱管狭窄症からくる痛みは受け止めなければならない。

この痛みは、神経の痛みだけではない、豊かなバストを忌み嫌ってきた私への、バストの怒りの痛みかもしれない!


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2013/05/29 Wed. 16:20 | trackback: 0 | comment: 6edit