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千のブログ

気ままでお気楽な写真と徒然の想いを綴っています。暇を見つけた時は時代小説を書いています。

子供の喧嘩に親が…… 

よく子供の喧嘩に親が出るなって言いますが、
私は2度ほど、出ました。
親としてではなかったのですが……。

その1

私が5歳の時弟が生まれました。
可愛いかわいい赤ちゃんでした。
母は体も弱かったし、産後の肥立ちが悪くて、両親がこの子をどうやって育てようみたいなことを言っていたのを聞いてしまったのです。

その日から5歳の母親が誕生しました。
勿論母親も子育てをそれなりにしたのですが、何しろ寝たり起きたりの生活だったので、
弟が動くようになると、俄然私の出番が回ってきたのです。
弟に付きっきりでした。
私も遊びたい盛りだったので、近くの広場に遊びに行くときは連れていきました。

そして弟も一緒にみんなと遊びました。私のように弟や妹を連れてきてる子もいて、
遊び方にもルールがありました。
例えばかくれんぼ、幼い子供は最初に見つかっても鬼にはならなくていいのです。そんなハンディー
をつけていました。だから幼い子供も大きい子供に交じって一緒に遊んでいるという満足はあったようです。

弟が3~4歳ぐらいになったときから、弟がいじめられました。
弟は優しくておとなしい男の子だったのです。多分一緒にいる私がお転婆で強かったせいもあると思いますが。
弟をからかっている悪ガキを見つけると、私はその辺にある竹箒を持って追っかけ、しばき倒します。
「弟をいじめると私が許さん~」という具合に。
悪ガキは蜘蛛の子を散らすように居なくなってしまいました。

物陰でハラハラしながら見守っていた母がそ~と寄ってきて、
「もうお母さんが竹箒で追い散らしたかった、お千がやってくれたので、す~とした」
そうぼそっと言ったのです。
母は子供の喧嘩に出ていけなかったのです。

その2

ずっと前、我が家にはもう虹の橋に逝ってしまった、みっちとばぶという猫がいました。
みっちは雌猫で体力はないのに鼻っ柱が強くて賢い子でした。
勝手に戸を開けて出ていくのです。つっかえ棒をしていても外して出ていく子でした、
つっかえ棒が外れないようにと私たちが知恵を絞っても、みっちには負けていました。
みっちが開けたドアの隙間から出ていくのはばぶが先でしたが。

猫には縄張りがあって、我が家の周辺と言ってもみっちの縄張りではありません。
縄張りの主と出会うと、角を突き合わせての火の吹き合いになります。
私は一度その現場に出くわしたのです。
じりじりと相手の猫が後じさりしていくのです、みっちは悠々と追い詰めていったのでした。

ところが先にみっちが病気で死んで、残ったばぶは雄猫なのに弱っちい子でした。
外に出て帰ってくるときはいつも喧嘩に負けるようで、怪我をして帰ってきました。
ある日、見てしまったのです。

追いかけられ、小さな溝に追い込まれて、降参スタイルのお腹上向きで、
わずかに手だけがはかなげに抵抗をしていました。
上には大きな豚猫が覆いかぶさっていたのです。
「こら~」
その辺にあった竹箒をつかむと上に乗ってた猫をしばきました。

驚いた猫はそのまま表に逃げ出した。
逃がすものか~、竹箒を持ったまま追いかけましたが、おばさんの足では到底かないません。

「あのねえ、みっともないから、猫の喧嘩に飼い主が出ていかんとってくれる!」

娘に散々絞られる私の横に、
「もう弱いんだから」と、私に叱られたばぶがしょんぼりと寄り添っていました。


新緑の美しい季節です。

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春を告げる「蛍カズラ」

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春の花 「シャガ」

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2013/04/25 Thu. 16:53 | trackback: 0 | comment: 6edit