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お千のブログ

気ままでお気楽な写真と徒然の想いを綴っています。暇を見つけた時は時代小説を書いています。

夫が言う悪口 その2   

毎日のように出かける公園の散歩道。

もう冬鳥は暖かいところに去っていってしまったようで、
あまり見かけなくなった。
入れ替わりにやって来る夏鳥は、たまには見かけるけれど、まだ数は少ない、
というか、会う機会はまれである。

ただ少しずつ濃くなってゆく新緑に、目を休めながら、
ただゆっくりと歩くのみ。

季節とともに移動しない、雀や、メジロ、シジュウガラたちはいるけれど、
これも又、会う機会は少ない。

シジュウガラの声だけは、聞こえている。

スッピン、スッピン、
その度に、

「これでも化粧しているの!」
「これ以上は無理なの」
「仕方ないの、こんなんやから!」

ウム?!なんか増えてる!
もう、かまってやらない!!!!!

えっ!?登り坂!
手摺はない。

無理なのよね。

脚力はだいぶついてきたけど、上り坂、下り坂は上体がふらつく!
支えはほんのちょっとでいいけど、要るんです。

傾斜の急な上り坂、下り坂は、夫はそれなりに心の準備をしてるようだが、
これだけの坂?と、思うような坂でも、要る時は要るのです。

急だと心の準備ができてないらしい。

「えっ!」

顔に、心の準備ができてない!
と、書いてある。

何で心の準備がいるねん!?

妻や!妻や!

仕方ないのよね!まだふらつくから。

それなのに、夫はまるで悪鬼羅刹に出会ったような顔をする。

「なんという顔をしてんねん?!」
と、夫を非難する。

「なんという顔をしてんねん?!」

夫はおうむ返しで、
私の顔を見ている。
(これも、腹が立つ。普通の顔やし!)

夫、すぐに、手の平を下に出して、

「ファイト、オー!」

「そんだけ掛け声をかけな、妻の手を引っ張られへんのか?、ありえへん!
私って、何者やねん?!」

新しい心の準備は、これ?!
でした。

観客のいない夫婦漫才は続くのです。



いつもの散歩道。
はや初夏のムードです。
暑くなし、寒くなしで、歩くには一番いい季節かもしれません。


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2018/05/04 Fri. 00:00 | trackback: -- | comment: 4edit

夫が言う悪口 

夫はよく私の悪口を言う。
私が平静でいられるのは、子供たちにとか、よその方に言うのではなく、私本人に言うからです。

昨年の暮れ、腰椎すべり症の手術をして、退院後ほとんど歩けなかった私が、杖を突いてでも、
転びながらでも、何とか歩けるようになったのは、毎日のように公園に連れ出して
歩かせてもらったおかげだと思っています。

それはとても感謝していますが、
この年の男性というのはこうも妻に対して悪口を言うものでしょうか、一種の照れ隠し!?
悪口と言っても、夫に言わせれば、オブラートに包んでいるから、なんのことやらわからへん・・・!と言うのですが、
すぐにわかるし、笑い上戸の私は、直ぐ笑ってしまいます。
ばかばかしくて怒る気にもなれないのですが。

この散歩道の広い公園ですが、歩くコースがなんとなく2~3種類ほどに決まってしまったのです。
その一つ、急な坂があるところで、私は滑ってしまって、怖くてしばらくはそこを通ることができませんでした。
迂回したり、他のコースを通っていたのですが、梅や桜が咲く季節になって、

やはりここを通りたい!

そんな気になって、夫と交渉。
だいぶ足にも力がついてきたから、通ってみたいけど、ちょっと心配だから、
手を引っ張ってくれる?そしたら、ドスンとこけることはないと思うから、と。

そしたら
「いいよ!」
ということで、簡単にOK!

夫も肺が4割しか機能していないし、呼吸器疾患もあるわけで、あまり負担をかけるわけにはいかない。

「さあ!」

と、登りだしたら、足に力を入れて、夫に負担をかけないように、
ただ、ふらつきだけをカバーしてもらうように加減したら、
すんなり登れた。

成功だった。

これからこのコースを行けば、いいわけだ。

次回も通った。

が、最近変だ。なんとなく変だ。

「なにしてるん?」
「うん、心の準備を・・・」
「なんの準備・・・?なるべく後ろに引っ張らんように、力入れてないと思うけど」
「うん、そんなんではなく、恐ろしゅうて……」
「何が恐ろしい?私手袋してるから、直接手に触ってないけど」
「あんたのお顔の印象…」
「何をいまさら、何十年見てきた顔よ!47年よ」
「ずっと、見てきてないし」
「よく言うわ。最初から見てなかったわけじゃあるまいし」
「化粧してたし」
「そんな厚化粧はしてません!」
こんな調子で、続く。
かまってられへん!

この公園は、色々な小鳥がやって来る。
そこで、小鳥を写したいカメラマンも結構やって来る。
私たちもそうなのですが。

小鳥の中で、ヒヨドリやスズメは余りにも多すぎるし、珍しくもないのでほとんど写さない。
シジュウガラは可愛い小鳥なのですが、この公園では珍しくないほど数が多い。
で、稀にしか写さない。

シジュウガラの鳴き声は、
主に スッピン!スッピン!
と、聞こえる。

これが聞こえてくると、夫!
「だから!」
何やら一人でしゃべりはじめる。
「これでも化粧してるんやから!」
「スッピンみたいに見えるかもしれんけど、化粧してるんやで~~~!」
「だから~~~!!」
うるさいったらありゃしない!

最近は、
「しゃあないやろ!ほっといて!これ以上は無理なんやから!」
なんて、好きなこと言ってる!

「誰に言ってるん?」
「シジュウガラ!」・・・「ずっと君の悪口ばっかり言ってるから、」

「シジュウガラ、違うやろ!あんたが私の悪口言ってるだけやろ」

「いや、すっぴんみたいやと言うてるし!」

「これ以上無理!って、なんやねん!」
「無理やから!!!」

「おとうさん!」

澄んだ青空一杯に響いていた鳴き声が、ピタ!っと止んだ。


ここは、色々な花が咲くエリヤで、梅や桜が散った後、ハナミズキ、山吹などが咲いています。
これからは藤の季節です。
やがて藤棚にさわやかな色合いの藤が姿を見せてくれると思います。


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2018/04/26 Thu. 00:00 | trackback: -- | comment: 8edit

そんな持ち物より先に、…… 

先日のお財布付きのポシェットの件。
私の年ではすこし派手だけど私は気にしない、と書いた。

それに違いはないのだが、いつも一緒に歩く夫は気にしてるのではないかと尋ねてみた。
「こんな派手なポシェットを持ってる奥さんを連れて歩くの、気にならない?」
と、尋ねてみた。
夫、
「そんな持ち物より先に、……」

皆まで言わんといて!
私にはピンときた。
だいたい、なんか質問して、まともな返事が返ってきたことがない夫だった。
ああ、こんなことを尋ねた私がばかだった!

もし、気にしたのなら、その時に、
「あれを持つのは、辞めておいた方がいい」
など言う人だ。

この後の言葉は決まっている。
もう書かないけど。

「はいはい、もう一緒に歩かないようにします。
ですが、そうもいかないでしょ。
私は杖だけではふらつくし、長い距離歩けない。
荷物は持てないし。
病院は行かないといけないし。
電車やバスの便は不便なところに住んでるから、
あなたの運転に頼らないと仕方がないのだから」

「誰もそんなこと言うてないし」
「いいえ、言葉の後先考えたら、誰でもわかります!」

「もう、難しい人やなあ!」

誰がですか?……もう!

2018/04/06 Fri. 00:00 | trackback: -- | comment: 10edit

シジュウガラと「だから!」 

最近、散歩道に小鳥の姿があまり見られない。
比較的目にするのがスズメ。

この際スズメでも撮るか!みたいな感じです。

スズメちゃん、ごめんなさいね。
「でも」ってねえ、悪いよね!

たまにお目にかかるのが、メジロや、シジュウガラ。
メジロの鳴き声は、私にはちょっとわかりづらいのですが、
シジュウガラはわかりやすい。

スッピン、スッピン

何ともかわいらしい。
木々の上からスッピン、スッピン。
たいがい、声はすれども、姿は見えぬ!
である。

木々の枝を見回していると、ちょっと離れたところで夫が、
「だから!、○×▽○×▽」
何やら言っている。

「何言ってるん?」
夫、こっちを向いて、
「あいつが君の悪口を言うてんねん」
「あいつって?」
「シジュウガラ!」

「なんでシジュウガラが私の悪口を言うねん?」
「スッピン、スッピンって」
「??????えっ?」

「スッピンみたいに見えるかもしれんけど、これでも化粧してるんやで!」
「何!それ?……、それって、シジュウガラやなくて、お父さんが私の悪口言うてんやないの、
スッピンみたいで悪かったわね!どうせ代わり映えしませんから!」

木々の間から、

スッピン、スッピン

「だから~!これでも」

「おとうさん!」

シジュウガラの鳴き声も、夫の声も、消えた!


残念ながら、木の上のシジュウガラは写せませんでした。
降りてきたシジュウガラです。
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タカサゴユリ
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ムクゲ
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ノウゼンカズラ
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アオサギ
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セミ
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2017/09/14 Thu. 00:05 | trackback: -- | comment: 14edit

美人は嫌い!? 

人間も一昔前に還暦を迎えたような年になると、美男や美人と言っても、ピンとこない。
芸能人や、美人に固執する人はそれなりの努力は認めますが、わずかに美貌の残骸が残っているばかり。

あとは過ごしてきた年月に、鍛えられた苦労の味が出てくるのみだと、思っています。

ところがうちの夫、時々妙なことを申します。

「僕は美人が嫌いだ!」などと。

私はよく言うわと内心クスッとします。

息子が小さいとき、アニメの主人公のお母さんを見て、
「このお母さん美人やなあ。こんなお母さんがいいなあ。こんなお母さんの所へ行こう」
と、息子をけしかけて、
「お父さんだけ行けば」
と、言われたことをすっかり忘れている。

という私も忘れていて、レポート用紙に日記の如く書かれたものを見つけ出して、
こんなことがあったのだと思ったばかりですが。

美人とは何をさしていうかは人それぞれですが、一般的には美形、または内面の美しさが表面にあふれ出しているような人を言うのだろう。
そんな人がそこら中にいるわけがない。

「美人でなくて悪かったわね」
なんていうべきだろうけど、そんなことは言わない。
美人が嫌いだと言われれば、

「ああ嫌われてる。そうか、それで嫌がらせばっかり言うのね」
と、返してやった。

夫キョトンと、トンチンカンな返事を受け取ったような顔をして、
「あの、僕の嫌いなのは美人だから、そうでない人は大好きだから」

「だから、嫌われてるの、私のことを嫌いでしょ」
「いやいや、嫌いなのは美人やから」

「だから、嫌いなんでしょ。家事なんて一生懸命やったって、無駄ね」
「いやいや、嫌いなのは美人だけで……」

これが延々と続きます。
敵も然るもの、『あなたは美人じゃない』とは、絶対言わない。

言ってるのも同じだけど、そこは微妙なところ。

声もだんだん大きくなるし、エネルギーもいる。

我が家の認知症予防と、経費の掛からないレクリエーションと思いましょう!


時々登場する「コゲラ」
大人しくて、まじめ、夫婦仲もよいそうです。
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ところが、何か怪しい奴がやってきた。
顔が変わってきています。
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「何をしている怪しい奴」
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「こっちに回ってきたか、なにをする気だ!」
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「やるか!」
相手はクマ蜂君です。
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「 コゲラ 対 クマ蜂 」
どっちが強いんだろう?
しばらくにらみ合いが続きましたが、どちらもこの木の枝から去っていきました。

自然界も厳しいようです。
笑っては可哀相ですが、見ているほうは可愛くて思わず笑ってしまいました。
当事者(?)は必死なんでしょうね。

この場合、どっちかが危害を受けることはないと思いましたが。





2017/07/27 Thu. 00:00 | trackback: -- | comment: 14edit